領事関係
総領事館からのお知らせ
2007年11月18日 2007-No. 29
在留邦人の皆様へ
在ジッダ日本国総領事館
~ハラジにおける鳥インフルエンザの発生について~
1.感染状況
11月12日ハラジの農場で(リヤドから南方150km)家禽の死亡が報告され、当局の調査の結果H5N1鳥インフルエンザと確認されました。また15日に他の地域(赤い砂漠付近)での感染も確認されています。これらはいずれもサウジ農業省の公式発表です。現時点では人への感染例の発表はありません。但し今後鳥から鳥への感染が拡大する可能性は排除できませんので、今後大使館やメディアなどの情報に注意されると同時に、とりあえず以下のことを励行して頂くようお願い致します。
2.予防対策
以下の点について一層注意を払う必要があると思われます。- 手洗い、うがいを励行する。
- 必要に応じマスクを着用する。
- 生きた鳥(特に鶏、アヒル、鴨などの家禽類)への接触を避ける。
- 死んでいる鳥には触れない、近づかない。
- 家禽類の生肉、生卵は食べない。調理の際は十分な加熱を行い、卵や調理器具類は十分に洗浄する。
- 規則正しい健康的な生活を送る。
- インフルエンザを疑う症状があれば、早めに医師の診断を受ける。
3.参考情報
鳥インフルエンザ情報入手先鳥インフルエンザ関連情報につきましては、以下の関連サイトから入手可能です。また、仮に新型インフルエンザの流行が発生した場合には、外務省が発出する渡航情報(「十分注意」、「渡航の是非検討(退避の可能性の検討)」、「渡航延期(退避勧奨)」等)にご留意ください。
○外務省海外安全ホームページhttp://www.mofa.go.jp/anzen/
○厚生労働省鳥インフルエンザに関する情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou02/index.html
○国立感染症研究所感染症情報センター
http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html
○農林水産省鳥インフルエンザ情報
http://www.maff.go.jp/tori/index.html
○世界保健機構(WHO)
http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/en/