領事関係
総領事館からのお知らせ
2008年1月9日 2008-No. 1
在留邦人各位
在ジッダ日本国総領事館
お知らせ:「偽警官・若者グループによる強盗事件の増加」
最近、サウジアラビア国内のモール等のショッピングセンターで偽警官が出没し、イカーマや財布の提示を求めた後金品を強奪する、また、数グループのギャングが凶器を使用して金品を強奪する犯罪が発生している模様です。 発生地域は、リヤド市内(バトハ地区、マラツ地区、オライヤ地区、スレマニア地区)及びジッダ市内(オールドジッダ地区)です。
新聞等で発表されている事例は次のようなものです。
1.制服警察官が徒歩にて近づき、身分証を見せながら職務質問を行う。その際にイカーマ、財布の提示を求める。在中品を確認した後、金品を奪う。
2.複数の若者がセダンに乗って歩行者に近づき、不法所持している銃、ナイフなどで脅し金品を奪う。
現在、警察当局はこれらのグループを割り出すため、不必要な所持品検査をする警察官を見かけた、もしくは被害に遭いそうになった場合は警察に通報するよう市民に呼びかけています。
現在までに邦人の方が被害に遭われたケースはありませんが、次のような防犯対策を講じて被害に遭わないよう注意してください。
被害防止策
○夜間の一人歩きはしない。
○付近にパトロールカー若しくは白バイがなく、徒歩にて近づいてくる警察官を信用しない。
(当地の警察官はパトロールカー若しくは白バイにて巡回しています。)
○必要以上の現金を持ち歩かない。
○駐車する際は必ず施錠を施し、盗難防止装置が装着されている場合は作動させる。