領事関係

総領事館からのお知らせ

南部州ジザーンにおける銃撃事件の発生

　１０月１４日、サウジアラビア各紙は、サウジアラビア南部、イエメン国境のジザーン州に所在する検問所において、治安部隊が、アル・カイダ系テロリスト容疑者グループが乗車していた車両を停止させ検問を実施しようとした際、同グループとの間で銃撃戦となり、容疑者グループ側２名が死亡、１名が逮捕され、治安部隊側は１名が死亡、１名が軽傷を負った旨を報じました。また既報の通り、ジッダでは８月２７日に内務次官を狙った自爆テロ事件が発生しています。

　これまでに邦人に対する直接の脅威情報はありませんが、多数の人を巻き込むテロ事件発生の可能性は完全には排除できませんので、引き続き十分御注意下さるようお願い致します。　

【事件概要等】
　平成２１年１０月１３日午前６時頃、サウジアラビア南部州ジザーンの検問所において、治安部隊が、アル・カイダ系テロリスト容疑者３名が乗車する車両を停止させ、検問をしようとした際、銃撃戦が発生、テロリスト容疑者２名が死亡、１名が逮捕された。容疑者のうち２名は女性を装い、爆発物を仕込んだベルトを身に付けていた模様。
なお、この銃撃戦では警察官が死亡、１名が軽傷を負った。アル・カイダ系テロリスト容疑者が乗車していた車両には、手榴弾、弾薬、銃器、爆発物の材料が積載されていた。