領事関係

お知らせ

お知らせ：タクシー内における窃盗被害（注意喚起）

２月２２日、ジッダ市内において、出張中の邦人男性がタクシーを利用した際、現金を窃取される事案がありました。概要は以下の通りです。

１．被害概要
　被害男性が、２月２２日午後２時３０分ころ、ジッダ市内でタクシーを拾ったところ、同タクシーには既に２名の乗客（助手席１，後部座席１）が乗車しており、相乗り発車となった。発車後すぐに、後部座席の客が自分の足下に落ちていた紙幣数枚を拾い上げ、これを助手席の客に渡したところ、同客が紙幣を数えながら、被害男性に対し、「金が足りなくなっている。お前が盗ったんだろう。お前の財布を見せてみろ。」等、言い掛かりを付けてきた。被害男性は、自分にやましいところがなかったことから、自分の財布を助手席の客に手渡したところ、同客は財布から在中の紙幣を取り出し、確認後、紙幣を財布の中に戻し、被害男性に返却した。しかし同客は興奮した様子で、「止めろ。降りろ。」等と大声を出し、タクシーが停車したため、被害男性がタクシーから降りたところ、タクシーは急発進で立ち去ってしまった。被害男性が改めて財布を確認したところ、一部紙幣が抜き取られており、窃盗の被害に遭ったことに気付いた。

２．防犯対策
　邦人の皆様は、以下の点に留意し、同様の被害に遭わないよう御注意下さい。

○タクシーの相乗りはしない。
○見知らぬ人物から話し掛けられても相手にせず、その場から立ち去る。
○貴重品等は不用意に見知らぬ者に手渡さない。