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お知らせ

巡礼者の入国制限に伴う留意事項

　ヒジュラ歴ズー・カアダ月（第１１月）の初め（西暦９月２９日）からズー・ヒッジャ月（第１２月）の終わり（西暦１１月２５日）まで続く約２か月間の巡礼シーズンが始まりました。

　これに伴い、今般或る邦人の方が本邦から当地へ来訪される際、ジッダ行き航空便の経由地において一時搭乗を拒否される事案が発生しました。当該航空便の本邦事務所に再確認した結果、当該邦人は幸いにして搭乗することができ事なきを得ました。

　上記次第を踏まえ、当館から当地空港当局に確認した結果を以下のとおりお知らせ致します。

（イ）巡礼シーズン中、ジッダ空港及びマディーナ空港からサウジへ入国しようとするイスラム教徒に対してはビザ発給が制限されている。
（ロ）他方、有効なビザを取得している非イスラム教徒にはかかる制限は課されていない。

　つきましては、邦人（非イスラム教徒）の皆様が本邦等から当地に来訪される際には、経由地（香港、ドバイ、アブダビ、ドーハ、クアラルンプール、シンガポール、ロンドン等）においてジッダ行きフライトへの搭乗を拒否されないよう、予め利用航空会社本邦支店等に御確認されるよう（要すれば、本邦支店から経由地支店に注意喚起の連絡を入れて貰う等）をお勧め致します。

　なお、当館からは次の航空会社（サウジ航空、キャセイ・パシフィック航空、カタル航空、エミレイツ航空、マレーシア航空、シンガポール航空、）の当地事務所に対し、書面を以て、有効なビザを有する邦人に対しては、経由地等において搭乗を拒否することのないよう注意喚起しました。



以　　上


　

(c) 在ジッダ日本国総領事館