自動車エネルギー効率向上に向けたワークショップの開催

令和4年2月15日
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 2月15日、日サウジ自動車技術高等研修所(Saudi Japanese Automobile High Institute (SJAHI))、経済産業省、日本自動車工業会等により、自動車のエネルギー効率向上の技術に関する日本とサウジアラビアとの間での技術協力や経験共有の促進を目的とするオンライン・ワークショップが開催されたところ、概要は以下のとおりです。
 
1 ワークショップの冒頭、新村総領事から、カーボンニュートラルに向けた国際的な取組が加速し、本分野での一層の二国間協力の促進が求められる中、SJAHI及び関係機関による今般の時宜を得たワークショップの開催を感謝しており、今回のワークショップを契機として本分野での二国間での経験共有が更に進むことを期待している旨を述べました。

2 本ワークショップでは、サウジ省エネセンター(Saudi Energy Efficiency Centre)から、自動車分野での排出ガス削減や省エネの普及に向けたサウジアラビア政府の取組について説明があり、続いて、我が国の日本自動車工業会から、自動車の省エネ技術やいわゆる「エコ運転」についての説明が行われました。さらに、SJAHIで学ぶサウジ人研修生から、省エネ分野での日頃の研修の成果、サウジ人教師からハイブリッドシミュレーターについての発表が行われました。

3 SJAHIのアスマリー校長(H.E. Mr. Salem Al-Asmari, Director of Saudi Japanese Automobile High Institute)からは、本件ワークショップ開催に向けた日本の関係者の協力に感謝する、自動車分野でのエネルギー効率の改善は重要な課題であり、本分野における日サウジ二国間協力の更なる強化に努めていきたい旨の発言がありました。