東大作 上智大教授によるOIC本部での講演会

令和4年9月5日
講義風景
 9月1日、ジッダを訪問した東大作・上智大学国際関係研究所教授によるアフガニスタン人道支援に関する講演会がイスラム協力機構(OIC)本部で行われました。
 
 「Japan's Foreign and Humanitarian Policies in Afghanistan and the Region」と題する講演で、東教授からは、故中村哲医師のペシャワール会/PMSによるアフガニスタンでの灌漑プロジェクトによる砂漠の緑地化などを紹介しつつ、OICがアフガニスタンに対する人道支援において果たしている役割は重要であり、農業・教育分野を含めアフガニスタンや中東地域での日本とOICとの間の一層の協力の進展を期待する旨を述べました。
 
 本件講演会には、OICの幹部職員が約30名出席し、講演に続き活発な意見交換が行われました。また、閉会に際し、新村総領事(対OIC日本政府代表)からは、OICによる本件講演会の開催への感謝を表明する旨の挨拶を行いました。