第4回ジッダ日本語スピーチコンテストの開催(結果概要)
10月30日、在ジッダ日本国総領事館は、日本サウジアラビア外交関係樹立70周年記念事業として、サウジアラビアの人々との文化交流を深め、日本の文化や言語を広めるための継続的な取り組みの一環として、サウジアラビア日本留学生同窓友会(SAJGA)及びジッダ日本人会との共催で、ジッダのキング・ファハド公立図書館において「第4回ジッダ日本語スピーチコンテスト」を開催しました。
山本大介在ジッダ日本国総領事は、本コンテストの開催に多大なご協力をいただいたジッダのキング・ファハド公立図書館に感謝の意を表明した上で、SAJGA、ジッダ日本人会、審査員の方々に謝意を表明しました。
今年の開会式では、日本から書道家の粟津紅花氏が書道パフォーマンスを行い、「花」の文字を大きな和紙に描きました。
日本文化に関心のある多くの人々が参加する中、14名の日本語学習者がコンテストに出場し、聴衆を驚かせ、賞賛を得るような素晴らしい日本語の話し方を披露しました。
初級レベルの出場者たちは、「日本とサウジアラビアの間の生活、文化、教育面での違いと共通点について」について、上級レベルの出場者たちは、「サウジアラビアと日本の外交関係樹立70周年にあたり、日本とサウジアラビアの友好関係の強化にどのように私たちは貢献することができるか」について、話しました。
日本国総領事館賞を受賞したマフグーブ・ジャファルさんはスピーチで次のように述べました。「信頼と相互理解に基づく関係は、文化的 · 教育的なつながりや実践的な協力を強化するだけでなく、サウジアラビアと日本両国と世界にとって、より良い未来を切り開く礎と信じています。」
最後に、山本総領事は、本日のコンテストが、全ての出場者たちに日本語能力を高め、日本とサウジアラビアとの架け橋として活躍していただくことを希望する旨述べました。