日サウジアラビア外交関係樹立70周年記念事業:ジッダでの歌舞伎公演
在ジッダ日本国総領事館は、11月5日から6日にかけて、日サウジアラビア外交関係樹立70周年記念事業、またサウジアラビアの人々との文化交流を促進し、日本文化と日本語を広めるための継続的な努力の一環として、サウジアラビア文化省(ジッダ歴史地区)と協力して、ジッダ歴史地区にあるteamLab Borderless Jeddahにて歌舞伎公演を行いました。
公演の初日には、ジッダ歴史地区や各省庁の責任者ら多くのVIPが出席し、ジッダ歴史地区のアブドルイラーヒ・アルハディーディー氏が、日本総領事館との文化協力に対する喜びを表明するスピーチを行いました。アリハディーディー氏はゲストを歓迎し、「サウジビジョン2030」の文化的目標を達成し、サウジアラビアと世界の文化的結びつきを強化する上でジッダ歴史地区が果たす重要な役割を強調しました。
一方、山本駐ジッダ総領事は、ジッダ歴史地区と日本総領事館との広範な文化協力、本年2月中旬から3月初旬にかけて開催された漫画北斎マンガ展への会場提供に続いて、今回の公演を開催してくれたジッダ歴史地区事務局に感謝の意を表明しました。
歌舞伎は、舞踊、演劇、音楽を組み合わせた日本の伝統的な演劇形式です。400年以上にわたって上演されており、ユネスコの無形文化遺産リストに登録されています。その劇的な物語スタイル、独特の動き、鮮やかな衣装、印象的なメイクで有名です。今回、総領事館は、著名な歌舞伎俳優である中村隼人氏、津軽三味線奏者の二代目佐々木光義氏、和太鼓奏者の音間太誠氏と石井洸氏からなる歌舞伎一座を招待しました。 2日間の公演は、観客から大きな拍手と称賛を受けました。