紅海映画祭レセプションの開催

令和7年12月7日
総領事挨拶
会場の様子
1 2025年12月7日、日・サウジアラビア外交関係樹立70周年記念行事の一環として、またサウジアラビア国民との文化交流促進に向けた継続的な取り組みとして、在ジッダ日本国総領事館は、紅海映画財団の提案により、ジッダ歴史地区プロジェクトで開催されている紅海映画祭のゲストを招いてのレセプションを開催しました。
 
2 レセプションには、政府関係者、ジッダ駐在各総領事、ジッダ歴史地区プロジェクト関係者、紅海映画祭のゲスト、そして多くのサウジアラビア人を含む約50名のゲストが出席し、盛況を博しました。
 
3 レセプションの冒頭、山本総領事は、来賓を歓迎し、ジッダ歴史地区プロジェクトと紅海映画財団に代表されるサウジアラビア文化省に対し、在ジッダ日本国総領事館との素晴らしい文化協力、そして今年、ジッダ歴史地区で数々の日本文化イベントを開催し、今次映画祭で5本の日本映画を上映することに感謝の意を表し、今後のさらなる協力に期待を述べました。
 
4 山本総領事はスピーチの中で、「映画は高貴な芸術であり、人々を結びつけ、文化交流を促進し、文化的多様性への開放性を促すグローバルな文化の窓です。これはまさに、サウジアラビア王国が目指し、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子兼首相殿下によって立ち上げられた野心的な包括計画『サウジ・ビジョン2030』の最も重要な文化目標の一つとして掲げているものです。両友好国は、『サウジ・日本ビジョン2030』委員会を通じてこのビジョンの達成に協力しており、文化省は、ジッダ歴史地区プロジェクトを通じて、洞察力と開放性のあるリーダーシップのもと、これを最大限に実行しています」と述べました。
 
5 山本総領事は、紅海映画祭がわずか4回で最も重要な国際映画祭の一つになったことを指摘し、ハリウッド、ボリウッド、アラブ映画等の主要な国際映画スターがその活動に参加することに強い関心を示していることがその証拠であると締めくくりました。
 
6 レセプションでは、在ジッダ日本国総領事館公邸料理人が用意した本格的な日本料理の夕食をゲストが楽しみました。