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2008年文化関係

ジッダ文学文化クラブへの児童図書贈呈

    
Al-Gahtani所長へ児童図書を贈呈する石榑総領事
Al-Gahtani所長へ児童図書を贈呈する石榑総領事

  2008年12月20日、ジッダ文学文化クラブにおいて石榑総領事より同クラブ所長のDr.Abdul Mohsen Farraj Al-Gahtaniに日本の児童図書(「一寸法師」、「不思議な太鼓」、「友達」、「金魚が逃げた」)のアラビア語版を贈呈しました。これに対し、Al-Gahtani所長からは今回の図書寄贈は本年3月の書籍寄贈に続くものであるとして丁重な感謝の意が表明されました。



天皇陛下誕生日祝賀レセプションの開催

2008年12月1日(月)夜、総領事公邸庭において天皇陛下誕生日祝賀レセプションが開催されました。
招待者の中にはモハメド・ビン・アハメド・タイブ外務省ジッダ支所長(大使)、サダ・カンバー・イスラム諸国機構(OIC)米国政府特使、アハマド・ユスフ・アリレザ・ハジアブドッラー・アリレザ社会長、エザト・ムフティ・イスラム会議機構(OIC)事務局次長、マゼン・モハメド・バタルジー・ジッダ商工会議所副会頭を始め当地財閥、イスラム開発銀行(IDB)関係者、当地日本企業関係者、在留邦人他多数の方々が出席して天皇誕生日を祝って下さいました。


石榑総領事は、挨拶の中で、天皇陛下の75回目の誕生日祝賀行事へ参加しいただいたことへの謝意及び天皇・皇后両陛下始め皇室の方々が各々公務を果たしておられることをお伝えした上で、 最近のサウジ・日本関係の発展振りを具体的に説明し、日本はサウジアラビアにとり重要なパートナーであることを改めて参加者に印象付けることができました。

主賓のモハメド・ビン・アハメド・タイブ外務省ジッダ支所長よりは、「このお目出度い行事に出席でき嬉しく思っている。天皇陛下の誕生日に際し天皇・皇后両陛下及び友好的な日本国民に祝意を表したい。日本国民の更なる発展と繁栄を願っている。 日本とサウジの関係については、我々、サウジ国民は両国の間で経済、文化、投資、人的資源の面で長年に亘り素晴らしく良好な関係が築かれていることを慶びとしている。両国政府高官の相互訪問は両国関係が最高潮のレベルに達していることを示すものである。我々は世界第2の経済大国である日本をサウジ及びアラブ世界のパートナーと考えており両国関係が更に発展していくことを希望している。今後日本がサウジアラビアの戦略的パートナーとなり中東地域のみならず世界でリーダーシップを発揮していくことを期待している。 」との祝辞が披露されました。

祝賀セレモニーの最後を締め括る日本刀によるケーキカットの後、招待客は用意された各種刺身、寿司、天麩羅、蕎麦等の日本料理を賞味しながら楽しく歓談し会場は和やかな雰囲気で満たされました。

来客の中には帰り際に、「これまでに出席した各国のナショナルデー・レセプションの中で、最も和やかで内容の充実した素晴らしいものであった」との趣旨の感想を述べる方が目立ちました。

    

タイブ外務省ジッダ支所長と総領事夫妻 開会セレモニー 日本刀でケーキカット 当地財界を代表する長老とタイブ外務省ジッダ支所長
タイブ外務省ジッダ支所長と総領事夫妻 開会セレモニー 日本刀でケーキカット 当地財界を代表する長老とタイブ外務省ジッダ支所長
     
寿司鉄板焼き 会場内の様子 各国夫人
寿司 鉄板焼き 会場内の様子 各国夫人


クラシック音楽の夕べ

2008年11月9日(火)在ジッダ日本国総領事公邸にて総領事館、国際交流基金(財)、住友化学(株)、ヤマハ(株)共催にて小川典子氏によるピアノリサイタルが行われました。
総領事館より招待した当地外交団、ビジネスマンを含む約80名が、ベートーベン、ドビュッシー、ショパン、滝廉太郎、武満徹、ムソルグスキー、リスト、ガーシュインらの曲目が演奏されるのを耳を澄ませて聞き約2時間のリサイタルを楽しみました。
演奏プログラム終了後、招待客から盛大な拍手が起こり演奏会は大盛況のうちに幕を閉じました。
その後の懇親会において演奏に感動した招待客はピアニスト小川典子氏を囲み和やかな雰囲気の中でお話や記念撮影を楽しみました。
多くの招待客から当地に来られた音楽家の中で最高の素晴らしい演奏であったとの賞賛の声が寄せられました。

  
挨拶をする石榑総領事 演奏中のピアニスト小川典子氏 懇親会での記念撮影
挨拶をする石榑総領事 演奏中のピアニスト小川典子氏 懇親会での記念撮影

ジッダフィルムフェスティバルへの参加

2008年7月22日(火)から25日(金)までの4日間にわたり、ジッダフィルムフェスティバルが開催され、当館もアニメ映画「ルパン3世 カリオストロの城」並びに、日本の戦後復興を描いたドキュメンタリー映画「Up from the Ashes」の2作品を出展参加しました。
23日(水)夜、JCCI内、大ホールにて行われた右映画上映会には150名近くの観客が訪れ、映画の内容に対してだけでなく、商業映画館が存在しないサウジにおいて、大スクリーンで映画を観られる貴重な機会に日本の映画が上映される社会的意義に対しても、多くの好意的な意見が寄せられ、上映会は大盛況のうちに幕を閉じました。

  
ジッダフィルムフェスティバルのパンフレット 上映されたアニメーション映画 日本の戦後復興を描いたドキュメンタリー(外務省)
ジッダフィルムフェスティバルの                        パンフレット 上映されたアニメーション映画            (株式会社トムス・エンタテインメント) 日本の戦後復興を描いたドキュメンタリー(外務省)                 Up from the Ashes(アラビア語版)

サウジアラビア日本留学生同窓会メンバーによる講演会

講演会の様子

寿司を楽しむサウジの人達

サウジ料理を楽しむ在留邦人

サウジの手料理

 2008年2月27日、総領事館図書館にてサウジアラビア日本留学生同窓会メンバーにより、「サウジアラビアの生活様式」、「ヒジャズ地方の歴史」、「食べ物」のテーマで日本人会会員への講演会が行われた。 ジッダの歴史や食べ物についてはマッカへの巡礼者により、中央アジア、インドネシアの料理が伝えられ広まった等興味深い話があった。 講演の後、総領事公邸庭においてサウジ料理、日本料理の代表である寿司を囲んで和やかに歓談が行われた。



ダルアルヘクマ女子大学における日本紹介展示会

  2008年5月18、19日、ダルアルヘクマ女子大学において日本を紹介する展示会が行われた。
オープニングセレモニーで石榑総領事によるスピーチ、テープカットが行われ、日本の地理、歴史、農業、産業、教育、文化等の分野毎に分かれたブースは女子学生によるアイデアで展示が行われ、女子学生により日本の各々の分野についての 説明が行われた。
各ブースも来客が途絶えることなく盛況に行われた。 その他、在留邦人夫人による折り紙実演が行われ、サウジアラビア人も折り紙を楽しみ、日本食の紹介として当地日本レストランにより寿司コーナーが設けられ来客者に振る舞われた。   
総領事館より各種資料、ポスター、日本人形等の貸出を行い本件展示会への協力を行った。



ジッダ文学文化クラブ主催講演会

(講演会の様子)


2008年3月8日、ジッダ文学文化クラブ主催により同クラブのホールにおいて日本人講師3名による講演が行われた。

聴衆は男性セクションと女性セクションで階が分かれ、講師が女性の場合は男性は講師の音声のみは聞けるが姿は見られず、講師が男性の場合は、女性は音声とモニターに映る講師を見るという方式により講演が行われた。


最初に阿曽村智子氏(学習院女子大講師)により、日本の四季の風景写真等を使用しながら、「技術の源泉としての日本の精神」というテーマで日本人が自然や素材を大切にしていることを強調する講演を英語で行った。


次に本田孝一氏(アラビア書道家)により、アラビア語及びアラビア書道を学んだ自己の経歴等を説明した後、アラビア書道の写真を使用しながら、アラビア語から受けるイメージを思い浮かべながら創作作品を作っていった旨アラビア語で説明が行われた。


最後に櫻井孝昌氏(アニメ専門家)により、日本でのアニメの制作等について、ご自身のプロデュースしたショート・アニメ2本を上映して日本語で講演が行われた。


(講演後、講師、総領事、ジッダ文学文化クラブ関係者との記念撮影)

いずれも講演後盛んな拍手が起こり、参加者からは「阿曽村講師より日本に関する知識を深める話が聞けて良かった」、「本田氏の作品は斬新な発想で描かれて素晴らしい」との賞賛の声があった。櫻井氏には講演後の懇談会においてサウジ人女性アニメーション・アーティストより自身の作品のプレゼント及び愛好者より多くの質問を受け日本アニメへの関心の高さが伺われた。


ジッダ文学文化クラブ所長等への日本の書籍贈呈

  2008年3月2日、ジッダ文学文化クラブ事務所においてジッダ文学文化クラブDr.Abdul Mohsen Farraj Algahtani所長(写真左端)へ総領事より日本書籍の贈呈がおこなわれた。
来る3月8日ジッダ文学文化クラブ主催の講演会(日本側講師:阿曽村智子(学習院女子大講師)、本田孝一(書道家)、櫻井孝昌(アニメ専門家))への協力を依頼した。



2008年アジア映画祭

アジア映画祭開会式(2月9日)


日本映画ディー(2月10日)



サウジ人女性アニメーション・アーティストの作品


 2008年2月9~20日までジッダのアジア総領事クラブの主催により、インドネシア総領事公邸ホールにて「2008年アジア映画祭」が開催された。10日の夜は「日本映画ディー」で、石榑総領事の開会挨拶とプレゼンテーションの後、「Hello Japan」「Yokoso Japan」に引き続き、アニメーション映画「仁太坊」(監督:西澤昭男、音楽監督:クリヤマ・マコト、三味線演奏:上妻宏光)が上映された。映画鑑賞者はジッダのアニメーション・アーティスト・愛好者の他、サウジ政府、在ジッダ外交団、日・サウジビジネス関係者等多数の参加を得て、盛況に開催された。上映後盛んな拍手が起こり、参加者からは「津軽三味線の音楽に感動した」とか「涙が出て見ていた、素晴らしかった」等の感想が寄せられた。



サウジアラビア日本留学生同窓会への日本関連書籍の贈呈

2008年1月15日、総領事執務室においてサウジアラビア日本留学生同窓会Dr.Abdulhafeez Samarkandi会長(写真右端)、Arch.Fawaz Bakhotmah(写真中央)へ総領事より日本関連書籍の贈呈がおこなわれた。 来月行われるアジア映画フェスティバルへの参加、サウジアラビアの生活様式、歴史、食べ物等のテーマで在留邦人への講演会を依頼した。

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