日本人研究者によるOIC主催会議への出席

令和4年10月12日
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 10月10日、新村総領事(対イスラム協力機構(OIC)日本政府代表)は、ジッダを訪問した保坂修司(ほさか・しゅうじ)日本中東学会会長と池端蕗子(いけはた・ふきこ)立命館大学准教授と共に、新型コロナと文明間対話をテーマとしてOICが主催する会議に出席しました。
 

 「日本の宗教と新型コロナ」と題する同会議での発表において、保坂会長からは、新型コロナ下における日本の伝統的な宗教儀式の復活や現代社会における民間信仰の役割等について触れた上で、新型コロナによってこうした日本の伝統的な民間信仰が新たな装いで復活した旨を述べました。
 
 また、ジッダでの滞在中、保坂会長と池端准教授は、知恵の声センター、国際イスラム法学アカデミー、常設独立人権委員会といったOICの関係機関も訪問し、意見交換を行いました。池端准教授は、日本においてOICを専門に研究されていることもあり、今回の訪問は、日本とOICとの関係を更に充実したものとする上で有益なものとなりました。